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ヘアワックスを正しく使う方法

ヘアワックスはスタイリング剤の中でも髪に動きをつけやすく、人気があるのでエルベでもよく質問を受けます。

質問の大半がお店でワックスをつけて仕上げてもらうとバッチリ決まるのに、自宅でワックスを使いスタイリングを整えようとしてもうまくまとまらないというものです。

実はヘアワックス選びで失敗してしまうのは、殆どの場合、中間の固さのものを選んでしまうからです。

例えばお寿司屋さんのコースで松竹梅と三つのコースが並んでいる、特に理由はないのですがなんとなく無難な真ん中の竹を選んでしまいます。同じようにワックスも柔らかいものから固いものが1番から6番まであります。また、「ナチュラル」や「ハード」などニュアンスで書かれていることがあります。そのため、迷った人は3番か4番や、「セミハード」など真ん中の固さのものを選ぶことが多いと思います。

その中間が髪質に合えばなんの問題もありませんが、髪質や髪の長さは人それぞれです、中間のワックスを使ってもうまくスタイリングが出来るとは限りません。とはいえ、自分に合う固さのワックスなんて正直分からないですよね?

そこで、ワックス選びで失敗しない簡単な方法を紹介します。

まず、やわらかくしっとりとした質感があり、セット力が低いワックスと、極端に固くセット力の高いワックスを1つずつ購入してください。あとは、それを混ぜ合わせて、自分の髪に合う理想の質感に調整していけばいいのです。

2つ合わせて調整するのは、メイクでは常識ですよね。プロのメイクアップアーティストも、使っているファンデーションは実は数種類だけです。あとはモデルさんの肌の色やライティングの光量に合わせて、その場で混ぜて必要な色を作っています。

ワックスを2つ混ぜ合わせることで「1対1では強すぎた。明日は2対1の割合に変えてみよう」など、どんどん試すことができます。そして一度自分の理想の割合が見つかれば、ずっとそのレシピで使い続けられます。また、髪の長さやその日の天気、気分によって「ちょっと変えてみたい」と思ったときにも気軽に対応できます。

但し、成分が違い過ぎるのもよくありませんから、同じメーカーの同じシリーズのヘアワックスを使うことが大切です。

「2個買うなんてもったいない」と思う方もいるかもしれませんが、でも自分に合わないワックスを買ったところで、結局は望みのヘアスタイルをつくることができません。合わなかったワックスを1、2回使っただけで捨ててしまったという経験はありませんか?それに、高価なワックスにする必要はありません。一番的な値段のもので十分です。

ぜひワックスを混ぜ合わせて、マイオリジナルワックスを作ってみてください。また、ワックスだけでパサついてしまうという方は少量のホホバオイルを手に取るときに少量混ぜ合わせると保湿効果のあるワックスが作れます。

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